2004年06月24日

名前を見失って(CNET)


昨夜理由あってgoogle.comやらmicrosoft.com下のデータを参照しようとしたのだが何故かDNSの応答が帰って来ずHTTP接続ができないという事態が確かに発生していた。
てっきりうちの回線やら何やらが不調なのだと思っていたのだが、Akamaiの障害だったのか…
 
インターネットは元々データの配置されたサーバを複数化することで、一部が故障してもコンテンツが全滅しないようにという意図を以ってして設計されたと聞いている。
しかし人間のアクセシビリティを上げるために用意されたDNSサーバが弱点になりかねないことが以前指摘されていた。
即ち、コンテンツサーバは冗長化・高性能化が進んで簡単には陥落しなくなってもそれに到達する情報を提供するDNSサーバが死ねばネットワークは事実上陥落する、というものだ。
 
今回のAkamaiの障害は、図らずもその説の正しさを証明する形になってしまったが…
 
相変わらず意識がすっきりしないので勘違いがあるかも知れない。突っ込み歓迎。

Post: @ 2004.06.24 13:05
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この記事のコメントとトラックバック: 2 件; 最新: by 彷徨


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